カテゴリごとの表示形態を変える(多カテゴリ対応)
Movable Type 4において、カテゴリごとの表示形態を変える方法を模索。MTIfを入れ子入れ子...にしてやっても動作はするんだろうが、それだと表示形態を変えたいカテゴリが10個ほどになると、もうソースも見たくなくなる。これを解決しつつ、なるべく簡単なコードを模索。
ちなみに実験ではMovable Type 4.1b2を用いた。バージョン4.01では試してはいないんだが、恐らくOKである。昨日のMTVarモジュールでの配列記憶などは行っておらず、「ブログ記事リスト」テンプレートへ直接記述する方式。
ブログ記事リスト(カテゴリ)の場合のサンプルコード
ブログ記事リストテンプレート内へ記述する。
<!-- カテゴリごとの表示形態を変える -->
<!-- 比較用のカテゴリ名を取得 -->
<MTIf name="category_archive">
<MTSetVarBlock name="curValue"><MTCategoryLabel></MTSetVarBlock>
</MTIf>
<!-- インクルードファイル名の初期化 -->
<MTSetVar name="IncludeCatName" value="None">
<!-- 表示形態を変えたいカテゴリへインクルードファイル名を与える -->
<MTIf name="curValue" eq="210Movable Type">
<MTSetVar name="IncludeCatName" value="Cattmpl1">
</MTIf>
<MTIf name="curValue" eq="211Movable Type4">
<MTSetVar name="IncludeCatName" value="Cattmpl2">
</MTIf>
<MTIf name="curValue" eq="230クルマ">
<MTSetVar name="IncludeCatName" value="Cattmpl3">
</MTIf>
<!-- カテゴリの構成 -->
<MTIf name="IncludeCatName" eq="None">
<!-- デフォルトのカテゴリ(インクルードなし) -->
<MTSetVarBlock name="ecount">
<$MTBlogEntryCount$>
</MTSetVarBlock>
<MTEntries lastn="$ecount">
<$MTInclude module="ブログ記事の概要"$>
<$MTInclude module="タグ"$>
</MTEntries>
<MTElse>
<!-- インクルードファイルがセットされている場合はインクルード(ここに直接コードを書いてもいいかも) -->
<MTIf name="IncludeCatName" eq="Cattmpl1">
<$MTInclude module="Cattmpl1"$>
</MTIf>
<MTIf name="IncludeCatName" eq="Cattmpl2">
<$MTInclude module="Cattmpl2"$>
</MTIf>
<MTIf name="IncludeCatName" eq="Cattmpl3">
<$MTInclude module="Cattmpl3"$>
</MTIf>
</MTIf>
解説
4~6行目:比較用のカテゴリ名をMTSetVarBlockで取得するのはよく用いられる手法である。この例でもcurValue変数へ現在のカテゴリ名を代入している。MTIf name="category_archive"は、再構築エラーとなったのでつけた。ウェブページではMTCategoryLabelというタグが使えないため。深い意味はない。
9行目:このサンプルでは、後に「インクルードファイル名が"None"であればモジュールのインクルードを行わず、デフォルトのコードを用いる」というMTIf文が登場する。先頭付近で初期化しておけば、次にMTIf(カテゴリがxxxxxだったらファイル名は何々)/MTIfですべてのカテゴリのファイル名設定が完了する。よくあるMTIf(カテゴリがxxxxxだったらファイル名は何々)MTElse(ファイル名はNone)/MTIfは、ちょっと冗長である。
12~20行目:特定のカテゴリ名のときにインクルードするファイル名を指定する。まったくのキメウチである。特色といえば、ただひとつのIncludeCatName変数へ、カテゴリ名によって違うテンプレート名が代入されるところである。つまり、先頭付近で、インクルードファイル名"None"で初期化されたIncludeCatName変数を、カテゴリによっては別のデータ(インクルードファイル名)で上書きするのである。
23行目:IncludeCatName変数へセットされているインクルードファイル名が”None"であれば、24~31行目のデフォルトのカテゴリコードがそのまま使用される。
32行目:IncludeCatName変数が"None"以外、つまり何かしらのテンプレートファイル名がセットされている場合には33~42行目が使用される。
33~42行目:MTIf文を並べ、インクルードされるファイルをMTIncludeでインクルードする。残念なことに、「MTInclude module=変数名」は駄目なようである。管理画面の右ツールバーのインクルードモジュールに「新規ファイル」、などと表示され、ファイルを準備していてもインクルードされない。これができれば、コードは大幅に減少し、シンプルになるんだが...。
結果と考察
3つのカテゴリで試してみた。結果、うまくいった。
問題はやはり「MTInclude module=変数名」ができないところである。そのため仕方なく、前半と後半へ渡り2箇所に同じようなコードを記述しているので、ソースは冗長であり、ちょっと気分がよろしくない。
しかしこの方式では「インクルードファイル名が"Null"でない」と「インクルードファイル名は"xxxxx"である」の2つのIfネストしか存在しない。なのでソースの見通しは、MTIfがいくつも入れ子となった(深いネスト)ものよりは、断然いいはずである。
ブログ記事(エントリ)の場合のコード
エントリページが「表示を変えたいカテゴリ」に属していて、そのエントリも表示を変えてしまいたい場合。以下のようなコードで簡単に実現できる(先のブログ記事リストのコードをちょっと改造すればいい)。インクルードファイル名はもちろんカテゴリ用のものと別にせねばいけない(当然か)。ブログ記事テンプレート内へ記述する。
<!-- カテゴリの表示形態を変える -->
<!-- 比較用のカテゴリ名を取得 -->
<MTSetVarBlock name="curValue"><MTEntryCategory></MTSetVarBlock>
<!-- インクルードファイル名の初期化 -->
<MTSetVar name="IncludeCatName" value="None">
<!-- 表示形態を変えたいカテゴリへインクルードファイル名を与える -->
<MTIf name="curValue" eq="210Movable Type">
<MTSetVar name="IncludeCatName" value="Enttmpl1">
</MTIf>
<MTIf name="curValue" eq="211Movable Type4">
<MTSetVar name="IncludeCatName" value="Enttmpl2">
</MTIf>
<MTIf name="curValue" eq="230クルマ">
<MTSetVar name="IncludeCatName" value="Enttmpl3">
</MTIf>
<!-- カテゴリの構成 -->
<MTIf name="IncludeCatName" eq="None">
<!-- デフォルトのカテゴリ(インクルードなし) -->
<$MTInclude module="ブログ記事の詳細"$>
<$MTInclude module="トラックバック"$>
<$MTInclude module="コメント"$>
<MTElse>
<!-- インクルードファイルがセットされている場合はインクルード(ここに直接コードを書いてもいいかも) -->
<MTIf name="IncludeCatName" eq="Enttmpl1">
<$MTInclude module="Enttmpl1"$>
</MTIf>
<MTIf name="IncludeCatName" eq="Enttmpl2">
<$MTInclude module="Enttmpl2"$>
</MTIf>
<MTIf name="IncludeCatName" eq="Enttmpl3">
<$MTInclude module="Enttmpl3"$>
</MTIf>
</MTIf>
- カテゴリ:211Movable Type4
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