Under the Bridge

a Picture of the Late Him

利用できるもんは利用しなさい

2007年11月27日 00:34 | Writer: yoshi | 記事本文 | コメント(0) | トラックバック(0)

今日、仕事後の社長との会話にて強く思ったことなど

「お前は、やっとるんか」
ええ、やってますよ。というか、案は出来上がってますよ。...

私の勤める会社で、社長から、「うちのソフトウェア柱状図から、CADデータフォーマットであるDXFフォーマットでのデータ出力を行うというテーマで、プログラムの試作などを含めて、その方針を12/15までに立てて下さい!」という指令が全社員に下されている。

DXFっていうのはテキストフォーマットである。線とか円とかはコマンドぽい文字列指定で引数与えて書いているようだ。社員の何人かは、DXFの専門書籍を買って来てまで、自社ソフトウェアからDXF出力しようと躍起になっているようだ。

ある社員から、「これは、とても難しいんですよ!」ということを聞いた。...そうだろうな難しいだろうな。そんなもん作るのは。

これを要望している顧客の数、ソフトウェアを作成して販売するとしてその単価、そういうもんを考えると、幾ら試作とはいえ、3週間でも「時間かけ過ぎ」と思う。ちなみに顧客数は3~5、単価は予想で10万とかそういう低いレベル。掛け算して、多く見積もってもわずかに50万。人件費のほうが大きい。それだけではない。国交省の電子納品CADデータフォーマットはp21、県レベル地方自治体ではsfcが主流である。DXF→p21変換は、データ変換ツールが必要であるし、正確な変換が保証されてはいない。つまり、弊社ソフト→DXF変換作ったとして、そのままじゃ使えない。

DXF変換機能をソフトウェアに組み込んだとして、それを販売してしまったとすると「あのさー、お宅のソフトで柱状図データをDXFに変換したんだけど、p21へどうやって変換するの?」という客のクレーム的な苦悩が聞こえてきそうである。勉強熱心なお客さんは少ない。よってうちの会社が勉強する必要がある。


例えば。柱状図のラスタ(bitmap)→ベクタ変換するソフトウェアを(例え有償でも)客先ではなくうちの会社のみに導入、DXF→p21/sfc変換はintelliCADが一番精度が高い(と思われる)のでこれをうちの会社のみに導入。あわせて10万しないぞ。ソフトウェアに組み込むのではなく、弊社のサービスとしてリリースする。そうすると、(細く永くだが)毎回カネが取れるじゃないか。これは3日で環境構築出来る。

ソフト屋だからといって何でもかんでも作りたがるのは問題あり。優れた製品が世の中に存在するのであれば、それを買うほうが早いということもある。勝負カードなコア技術であれば、石にかじりついてでも成就させる必要があるが、利益を見込めない、専門ではないんで競争に勝てないんだったらさっさと利用できるものを買え!という所感である。

時間は有限なんだから。

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