材料を考慮
Posted by yoshi : 2006年12月 9日 | 記事本文へ | コメント(0) | トラックバック(0)
ひとくちにハードウッドと言っても、色んな材料があります。
イペ、ウリン、セランガンバツ、サイプレス、イタウバ、レットシダーなど。これらは「丈夫で長持ち」という共通した特性と同時に、材料ごとにかなり違う性質を持っております。広葉樹ばかりではなく、針葉樹もあるというのも面白いところ。
谷川建設サイドからは、「材料は施主支給で、施工は谷川建設の大工で」という条件提示があり、わたしは材料について、自分で調べてみました。
ウエスタンレッドシダー
ホームセンターなどではウエスタン・レッドシダーなんかよくDIY材料として販売されております。個人のウッドデッキDIYあたりでもこれを採用しているとこは多いようです。
ウエスタンレッド・シダーは、カナダ西海岸・ブリテッシュコロンビア州を中心に生息。
学術的に「ヒノキ科ネズコ属」に分類。「ヒノキチオール」という成分を含有。耐久性は針葉樹の中で最も高く、天然の殺菌力、防虫力を持ち合わせる。また極めて収縮率が低く、反りや曲がり、割れなどが生じにくい。
重量が軽く、耐久性が高い。高級屋根・外壁材・トーテムポール・カヌー・シューツリーなどの材料として用いられる。デッキ材としても世界的に非常にポピュラー。
耐久性・加工性・安定性・価格のバランスの良さが秀逸。
針葉樹。桧の亜種と考えてよいかも。木目にはばらつきあり。
いい材料と思います。
「鉄の木」ウリン
クスノキ科の広葉樹。ボルネオ島にのみ生息。"鉄の様に強い"ということからアイアンウッドと名付けられ、ボルネオ島では"生涯腐らない木"といわれている。狂いや伸縮は殆どなく、水に対する耐久性・相性は世界随一の木。この木は平成8年より輸出が解禁されている。
重構造物の重要箇所に施工されること多し。例として、ディズニーシーウッドデッキ、府中競馬場ベンチ、観音マリーナ、松山空港展望台・遊歩道、横浜ベイサイドマリーナ浮桟橋、沖縄サンマリーナホテルサンデッキ、ウインズ米子ウッドデッキ・ベンチ、君津市総合保健福祉センターテラスなどそうそうたる顔ぶれ。
メリットばかりではない。以下デメリット
- 含有されているポリフェノール成分雨により溶け出し、コンクリートなどを着色する。
- 固い木材のため、作業性はよくない。
- 非常に重い。運搬性はよくない。
- 価格がやや高め。
色落ちは困る。我家のウッドデッキの下はコンクリートなのです。あえなく却下。
ハードサイプレス
ヒノキ科カリトリス亜科に属する。オーストラリア生産。日本ではハードサイプレスという呼び名の他に、豪州ひのき・オーストラリアひのきとも呼ばれている。ハードサイプレスはシロアリに非常に強く圧縮強度が高いため、オーストラリアでは 高級住宅の土台などに幅広く使われている。ハッキリとした独創的な色合と木目を持つ。雨による色落ちと収縮が殆どない。加工は割と容易。
わりと、あっさりハードサイプレスに決定。しかしこの時点ではサイプレスの持つ物理的特性とか、販売ショップの語る感想などを見れるだけに留まっておりました。けっこう冒険しました。
下は私が持ってたサイプレス材料。キテレツな感じ。
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