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ハードサイプレスについて

Posted by yoshi : 2006年12月 9日 | | コメント(0) | トラックバック(0)

わたしが採用した「ハードサイプレス」の物理的特性や性質について。また、実際に使用した客観的感想も交えて。

個人的にこの材料を進めるわけではありません、あくまで参考としてください。

一般論

”ハードサイプレス”という語句で検索してみてください。沢山の情報が出てきます。以下はその中のひとつを引用してみます。

サイプレスの特性

サイプレスはヒノキ科カリトリス亜科に属しているオーストラリアの主要木材で日本ではサイプレスという呼び名の他に、豪州ひのき・オーストラリアひのきとも呼ばれております。

サイプレスはシロアリに非常に強く圧縮強度が高いため、現地オーストラリアでは 高級住宅の土台などに幅広く使われております。

総じて言うと、WEB上で収集できる情報は「シロアリなどの防虫性は最高峰」、「高耐久性」、「加工性良好」、「比重は軽め」、「いい香り」ということです。

耐久性について

2年間、畑に埋めているハードサイプレスの木片があります。外側は銀ねずに変色しており、クラックもだいぶ入っております。大きさは変わって無いように思います。恐らく割ってみると内部の木の色は変わらないと思うのですが。そういうのを見ると、生るほどWEB上の情報も誤りではないです。

デッキの小口にはクラックが入りやすいです。これは私が一年ほど無塗装で使用していたせいもあるんですが。保護塗装は必須であると思います。保護塗装無しであると、大体一ヶ月辺りからあの独特の木目の表情が目立たなくなってきて、3ヶ月ですっかりおとなしい外観になり、1年で銀白色へ変色していきます。わたしの好みでは、施工後3ヶ月ほどで好みの色合いになった頃に保護塗装を行うのが良さそうです。

下図は作成後一年後に保護塗装を施し、更に一年使用した縁側のクラック。かなり深刻です。

クラックの状況

耐久性はあるが、保護塗装を行わないとクラック(小口の割れ)が怖い。これが結論です。

防虫性について

我家の庭にはアリがたくさん居ます。シロアリではないんですが。ウッドデッキ上にも上ってきますし、割りと平気そうにしております。WEB上の「駆虫材、殺菌剤として利用されている成分の、シトロネル酸、グァイオール、オイデスモール、 アズレン が含まれている。」などというちょっと怖い記述もあるんですが、虫に対して凄い殺虫効能があるとかそういうわけではなく、単にシロアリなどには強いということを言いたいんだと思います。

勿論虫などがデッキに住み着いていることはありません。バッチリです。

加工性良好

他のハードウッドがどうなのかは知りませんが、これはそうみたいです。自分でウッドデッキのあまり材料で縁側のようなものをこさえて見ましたが、加工はやりにくいということはなかったです。電気のこぎりとインパクトドライバーを使用しましたが。手ノコとハンドドライバーでは無理です。

比重は軽め?

比重0.68です。桧の0.44、杉の0.38と比較すると重いです。ウリンやイペなどは1.0ほどもあるんで(つまりは水に沈むかも、ということ)ハードウッドにしたら軽いほうなんでしょう。しかしハードサイプレスで作った縁側は滅茶苦茶重たいんですけど。気のせいなんでしょうか?

小口から木目を見ると、年輪がビッシリ。ハードサイプレスは割りと小径の材木が多いそうなんですが、成長がヒノキなどと同じく遅いのでしょう、心配は要らない感じです。比重の高さが伺えます。

サイプレスの小口

いい香り?

好き嫌いが分かれそうな香りです。甘い、ホットケーキのような匂いがします。私は好きです。

施工後一年もすると殆ど匂いがなくなります。拙宅は現在2年以上経過しておりますので、もう何の匂いもしないようです。しかし、こすったりするとほのかに匂いが復活します。

木目はうるさい?

うるさいです。フシはあります。赤身と白身(心材と辺材)のダイナミックなうねりとかが見られます。わたしは好きなんですが、嫌いなヒトは嫌いでしょう。

サイプレスの杢目

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