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どの部屋に情報化配線を行うか?

いま、日本では、情報化がえらい勢いで進んでおります。
家を新築するにあたり、予め情報化のことを考え、設計に盛り込んでおくことは重要であると、私は考えています。

拙宅での、数年後を予測してみましょう。 そうですね、2005年現在から、5年後辺りでいいでしょうか。かなり空想や妄想なども入るでしょうが、あくまで予測ですので、よしとします。

まずは、その頃には長女は小学4年生です。学校授業では、小学校では、インターネットを用いた授業が盛んになっているはずです。
以下の文章は、2005年10月のニュースです。

小学校高学年の7割が学校でインターネット授業を受講
ハー・ストーリィの調査によれば、小学校高学年以上の子供の7割が学校でインターネット授業を受講していることがわかった。また、子供は親の考える適性年齢よりも幼い時期からインターネットを体験しているのが実態のようだ。  
主婦を対象としたネットワークマーケティングを展開するハー・ストーリィが10月12日、モニター会員対象で実施した調査「子供のインターネット利用状況について」の結果を発表した。同調査は、未就学児〜高校生以上の子供をもつ母親に、家庭での子供のインターネット利用状況をたずねたもので、有効回答数は447名。
調査結果によると、回答者の子供の半数以上が家庭でインターネットを利用していることがわかった。また、小学校高学年以上の子供の7割が学校でインターネット授業を受講しており、未就学児からの利用者も1割以上いた。これに対して、回答者の多くは、子供のWeb閲覧は「小学校高学年くらいになってから」と答えており、子供は親の考える適性年齢よりも幼い時期にインターネットを体験しているというのが実態のようだ。
子供の主なインターネット利用目的は「ホームページの閲覧」だが、学齢や男女により差が見られ、小学校高学年以上の女子の場合、メールやチャット、自分のホームページ作成など、個人的なコミュニケーションツールとして主に活用する傾向がある。

下の二人も、小学生低学年となっていると思います。
親のわたしがパソコンを扱う職種なので、パソコンに触れる機会も多いですし、おのずとパソコンを利用していることと思います。今の時代、パソコンひとつ扱えないのは困ります。子供が「インターネット」を行うことを望めば、親である私は拒まないでしょう。かといって、常にリビングでインターネットをする、私の部屋でインターネットをするというのは邪魔で仕方が無いでしょうから、子供部屋にLAN配線が必要になると思います。

私は仕事(ソフトウェアプログラマ、パソコン関連エンジニア)上、パソコンを使わないことは考えられませんし、情報収集はパソコンにて行うことが多いので、私の部屋にはLAN配線は必須です。

2Fの私の部屋は、個室を欲しがる子供にいつ取られるかわかりません。また、足腰を悪くして2Fには上がれなくなる可能性も、無くは無いです。ヨメも、ダイニングから家事をしながらインターネットをしないとも限りません(今はそういうことはありませんが)。なので、1Fのリビングとダイニングにも、LAN配線が必要と考えます。

コスト的な問題、和室は「和み」の空間であり、先進機器を置きたくない(というか、一切モノを置きたくない)ので、この部屋だけは情報化配線を外そうと思います。


配線の仕様はどうするか?

私の調べでは、2005年現在に於いては、家庭内LANの敷設は一般的なメタル配線のCAT5eが大多数を占めます。これは、「1000BASE-T(ギガビットなどとも呼ばれる)の伝送速度を満たすので、CAT5と比較すると高い仕様である」と一般的に認知されているからです。

しかし、CAT6という、さらに上の規格も存在します。これは、後述しますが、施工の厳しい条件や難しさから、一般家庭においては殆ど採用されることはありません。公証値はCAT5eと同じ1000Mbit/secである為、電気業者さんは「同じです」と言い切る方も居られるのですが、果たしてそうでしょうか・・・?答えはNoです。ケーブルの仕様が明らかに異なります(詳しくは専用ページにて後述します)。

思い出してください。
10BASE-Tが主流だったのは、ほんの数年前ではなかったでしょうか?それがわずかな時間のうちに100倍の速度にまで上がっているのです。これはネットワークで扱う情報量が近年飛躍的に大型化したためです。動画などはその最たるもので、今後は、動画配信などはますます盛んになるでしょうし、今の情報化の現状だけを見るのでなく、ますます大型化・高速化するであろう情報が一般的な将来のことを考え、ケーブルの仕様を(コストがあまりかさばらない範囲に於いてなら)うんと上げておきたいと私は思いました。それが、拙宅をCAT6で施工した理由です。

ケーブルは単線(被覆の中に芯線が一本だけ)と撚り線タイプとがありますが、家庭内LANの施工では必ず単線タイプを使用します。部材仕入先には「屋内敷設用の単線タイプとパッチコード用の撚り線タイプ」と明確にジャンル分けしているところもあります。単線タイプは何度もケーブルに曲げを掛けると、やがて折れてしまいますが、一度敷設したら全く動かないので単線で構わないのです。施工はケーブルが固めなのでちと大変なのですが、絶対に単線です。

シールド(金属被覆)の有無について。シールド無しはUTP、シールドありはSTPと呼ばれます。
個人的にはSTPは採用しなくていいと思います。一般的には家やオフィスには強烈なノイズ源となるものがありませんので、UTPで施工します。STPは工場などノイズの多い場所で使われます。もし、ビルドインガレージにて工作機械やコンプレッサー、溶接機、200V電源などを使用する場合は、そこだけSTPにするのもアリかもしれませんが。
シールドケーブルは一般的に価格が高すぎるのです。

光ケーブルはどうか?
デジタル転送なので、メタルケーブルに見られる減衰やノイズによる悪影響が極めて少なく、長い延長距離でも超高速通信ができるのですが、価格がいかんせん高すぎで、施工もやりにくく、家には向かないと思います。また、恐らくHUBやルーターへ引き込むとき、各部屋コンセントから出すときにメディアコンバーターでアナログRJ45へ戻さねばいけません。まったくもって無駄と思います。

総合的にまとめ、拙宅では価格と仕様のバランスにもっとも優れる、CAT6の単線メタルケーブルに決定しました。


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