TOP建築日記意外な事

02/27
昨日、土台の事で私のウッカリ未確認があり、プレカットに木材発注がかかっていて、「聞いてないよ〜!」と騒ぎ、谷川建設さんにとてもご迷惑をおかけしてしまいました。関係者の方々、申し訳ありませんでした。
(土台をヒノキ3.5寸→4寸にしたい、という私の希望)

朝っぱらから営業さん、設計さんにまで電話して、「もう土台はダメですよねぇ・・・住宅設備は、必ず確認とって発注してください!」ときつい口調でワガママ?言ってしまった事に反省。谷川建設さんはいつもどおりの仕事を、いつもどおりにこなしていただけ(想像)と言うのに・・・
会社でも一息つくたびに思い出しては、「設計さんはタダでさえ忙しいのに、余計な仕事増やしてしまうな。悪かったな。」と後悔しきり。

実は私が昨晩「ショックだった」みたいな事のたまっていたのは、土台が3.5寸に決定した事に対してではありません(まあ、少しはありますが)。
本当に残念だったのは、施主側とメーカー側のすれ違いを感じた事。よく施主とメーカーの意思の疎通が希薄で、自分達の望む仕様が取り入れられなかった、みたいな話を聞きますから。もしかして、ウチもこういう状況かな・・・と考えると正直、今後が心配になりました。
でも!以下をお読みください。谷川建設(東営業所)さんは最善の処置を講じてくれました。素晴らしい!


今日20:00時頃。今日が納期の仕事が終ったので開放感でいっぱいでした。
作成していたのは土の液状化特性を調べる小難しいソフトで、約一ヶ月前から着手し、自分にハッパをかける意味で短めの「2月いっぱいで完成」を宣言し、毎日遅くまで頑張っていました。この仕事がはけないと、バックオーダーの仕事も着手できないんで、最近はかなり気合が入っています。
で、本日狙ってた「月末完成」が実現。へへへ、かなり、気分が良かったです。
で、今回の事で、谷川建設さんに迷惑かけたかも知れないんで、土産もってワビを入れに行く事にしました。今後も気持ちのいいコミュニケーションを取るためにも。ついでに色々質問も出来るし。

資料を整理・後片付けをしていると携帯電話が。見知らぬ番号。
「?誰だろう」・・・まあいいや、と繋いでみるとビックリ。 設計のF川さんでした!
「あ、どうなさったんですか?」と聞くと、なんと4寸土台がオッケイになった(アップ差額は当然支払う事になります)との事。!!!ビックリしました、もう。わざわざ、ご報告まで頂いて、あまりの嬉しさに声が裏返ってしまいましたよ、ほんと。

今から行くかー・・・。と思っていた矢先、なんという偶然。
F川さんに、「まだ残業されますか?」と聞くと、「ええ、まだまだ」とのお答え。今からお伺いします、と伝え、嬉しさいっぱいで足取り軽く、車に乗り込みました。


会社から谷川建設東営業所までは車で約40〜50分。
手土産はなにを持って行けばいいかな〜。色々考えていました。どうせなら気の利いたものが良いのですが、なかなか思い浮かばない。自分が残業してたら、という立場に置き換えて考えました。
・21:00過ぎなんで飯は食っているだろう。よって腹は減ってない
・仕事してるんで酒類はちょっと・・・
・食えないモノをもらっても仕方が無いし・・・
・缶ジュースは気の利かない筆頭だし・・・
・焼き鳥はどうかなぁ・・・と思ったが、道中、店が無い

そうだ、餃子。私大好きなんです。腹いっぱいでも何個かはつまめるし。
で、新宮方面「餃子の王将」へ。
焼くのに結構手間取っていたようです。せっかちなんで、ちょっといらいら。
「時間掛かるね〜!いつまで待たせるんだよ!あー!もういいよ!生で持ってきて!」とは言ってません。

王将から谷川建設東営業所へ。
餃子がいい匂い。食ってしまおうか、とも思いましたが、なんとか我慢できました。
近くまで来たとき、後ろにアリストなヘッドライト。「あー、アリストだ。パールホワイトだな〜。いいな〜」
私はヘッドライトやテールランプで車種がある程度わかるんですが、今日は「こりゃあ営業のB場さんだな」と言う事までわかってしまいました(笑)
それに気づいたんで谷川建設に到着し、駐車場には入れずにわき道へ路駐。駐車場へ入れてたB場さんの前に行き、「こんにちは!」と言い、「後ろに着いたときからB場さんって知ってました」というと驚かれていました。
「な・・・なんでわかるんだよ。・・・はっはーん。オマエ、エスパーだな?宇宙へ帰れ!」みたいな事は言われてません。


事務所へ入ると、N田さん、F川さん居られました。
というか、全員いるんじゃない?というくらいたくさんいる!K安さんもF田さんも。忙しいんですね〜。
餃子をたったの6人前しか買っていなかったことを後悔。足りない。

事務所の会議室へ通されました。
「なんかから揚げの匂いがしますね」とN田さん。
天然入ってるし、話し好きみたいで、面白い人です。この前ウチの会社で会う機会があったんですが、仕事の話しぬきで一時間くらい話し込んでたことがあります。

お詫びだけして、数点確認してすぐ帰るつもりだったんですが・・・
席へ着くと、F川さんが静かに話され始めました・・・
「プレカットにマッタが間に合いました。土台は4寸でオッケーです。」
・・・ありがとうございます!
もう、ただただ感謝です。 それと、
「今後はこういうことが無い様努めます」とも、 言って下さりました。
私も、「今回は私が仕様書を早め早めに確認していなく、時期的に厳しいところでいきなりこういう事を言い出しすみませんでした」と詫びました。
とても、美しい光景です。施主とメーカーの本当のあるべき姿を、自分が体験できた。メーカーの誠意がすごく伝わってきた。自分に非があったことを無事伝える事が出来た。それだけでなんだか満足しました。谷川建設東営業所さんの迅速で誠意のこもったご対応、恐れ入ります。
(土台が4寸になったのも確かに嬉しいんですけど、それ以上の収穫です。)

今後は、住宅設備の発注は、前もって連絡を入れます、との事で安心しました。
そうですね、そうしていただけるとありがたいですね。

施主も、仕様についてはなるべく早めに「決定(仮定ではない)」しておく事が大事だな、と痛感しました。
今回のようなことが無くなりますし、なにより作り手が楽です。よく、着工後もあーだこーだなかなか仕様が固まらず、作り手を困らせているな、というWEB上の記事などを目にする機会があります。
施主は、作り手側のことを、もう少し考えてあげてもいいのではないでしょうか。私も仕事上こういう事は多く体験しているので、なおさらそう思います。

次の打ち合わせが3/7(日曜)にありますが、それまでに仕様を固めておく、と言う事で合意。
良いコミニュケーションが取れた嬉しさでいっぱいです。


帰り際、N田さん、F川さんが見送ってくれたんですが、何故かB場さんも見送ってくれました。
B場さんの販売成績が良いというのが伺えますね。


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